新年度にあたり４月２３日（土）ビッグハート出雲　白のホールで　“であいの会（保護者会総会、子育て講演会等）”をコロナ感染予防対策を行って開催いたしました。保護者の皆さま方には、ご参加いただきありがとうございました。保護者会総会では、新役員の承認も行われました。新役員の皆さまには、一年間お世話になります。どうかよろしくお願い致します。

その後、島根大学　理事・副学長　肥後　功一先生から『親が子どもの心にしてやれること』と題してご講演をいただきました。

子どもの心が不安定になったとき、子どもは大好きな大人にエネルギーを求め気持ちを安定させます。優しく抱きしめ、トントンをして「大丈夫」と魔法の言葉をかけて子どもの心にエネルギーを補充します。子どもは自分の存在を丸ごと認められ、愛されているという心の奥底の自信に繋がっていきます。また、生活習慣の自立は重要ですが、それ以上にプライドが育つことが大切です。自分で自分がいいと思える気持ちが育っていく関わりを大切にしたいものです。乳幼児期に「リアル」な感覚により多く触れることでその後の精神的な健康や学習に繋がると思います。子育てで大切なことを一つと言われたら「食事」です。家族みんなで一つの話をする。話の中でみんなが一つになる団らんの時間が言語力、そして学力に繋がっていきます。「おはよう」と言って目が覚め、「行ってきます」と出かけていき、「ただいま」と帰ってくる、毎日のささやかな暮らしの中に大切な幸せがあります。肥後先生のお話から日々の暮らしの大切さを改めて感じました。今回の学びを園生活でも活かし保護者の皆さま方と同じ想いで、子どもたちのより良い育ちを支援していきたいと思います。令和４年度もどうかよろしくお願い致します。

尚、この度スマホに対応するHPにリニュアルしました。園生活の様子など更新していきますのでご覧くださいませ。